捌き方も独特のアンコウ。身はとても美味しいです。
※でも、今回は料理の話じゃないのであしからず。続く。
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アンコウといえば、
提灯が付いた釣り竿みたいなもので獲物を捕食するイメージですよね。
(種類によっては発達・退化していたりなので、ざっくりイメージ)
あれ、“誘引突起”っていいます。
突起?と思うと思いますが、
背びれ部分の1番目の棘が発達したものだかららしいです。
(正式に言うと第一棘条ですって。かっこいい)
元々は背びれなんだと思うと、不思議ですね。
そんな、誘引突起は外国語だとイリシウム:illiciumといいます。
かっこいいですね。
誘引突起の先端の房状に膨張した部分は、
擬餌状体(エスカ:esca)といいます。
こっちも外国語だとかっこいいですね。
漢字でもかっこいいですが、
外国語の命名面白かったり格好良かったりいいですよね。
アンコウ科の学名もLophiidaeでかっこいい響きですし、
イリシウムとエスカはラテン語が語源です。
・illiciumはラテン語:illicioが語源で魅力で引き寄せる、誘い込む)
・escaはラテン語で(獲物をおびき寄せるための)餌
ラテン語ってなんであんなかっこいい響きになるんでしょうね。
あ、ラテン語技能に+1ですね。
ちなみにイリシウムは植物の名前にもなってますね。
学名:Illicium
シキミ科シキミ属の耐寒性の強い常緑低木です。
晩春から初夏に房咲きで種類によって、
クリーム色や淡いピンク~濃紅色の花が咲きます。
漢字だと樒。神事や仏事で使われますね。
毒もあったりします。
花言葉は援助、甘い誘惑、猛毒。
今までの流れでなるほどなってなる花言葉ですw
博物学技能に+1です。
エスカも色々な名称に使われていますが、
X線光電子分光の略称ESCA(Electron Spectroscopy for Chemical Analysis)
※またはXPS (X-ray Photoelectron Spectroscopy)
なんてのもありました。
名前って面白いですね!w
たまにこうやって一つの名前からどんどん調べて遊んでますw
※今回の記述には何かしら間違いがあるかもしれないのであしからず
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